Report

活動レポート

「湯治ぐらし」をはじめました

湯治女子になってくれている立命館アジア太平洋大学(APU)の学生たちを一期生として迎えた「鉄輪湯治シェアハウス〜湯治ぐらし」で、まさに、「湯治ぐらし」を始めます。

湯治とは、「自分のからだとこころを見つめる静かな時間」として、温泉のあるくらしを地域に根付きながら編んでいくのが、「湯治ぐらし」です。

2月から随時、入居してきてくれるため、全員揃ってご近所さんにご挨拶まわりにいってきました。

シェアハウスがある鉄輪東7組の4には、同じ番地で多くの世帯が暮らしています。みなさん、ここでは当たり前ですが、おうちに引泉した自家温泉や外湯へと、毎日のように温泉に浸かっておられます。でも、それってとってもamazing!

そして、鉄輪温泉のれんプロジェクトでもご紹介したように、シェアハウスのリビングに鉄輪温泉で染めたのれんをつくろうと思っていて、これをご近所さんにも協力してもらおう!ということで、

こののれんになる温泉染した生地を縫い合わせていけば、みんなでつくるのれんになるんじゃないかと思いつき、ご挨拶にまわる際、お持ちするささやかなプレゼントには、柿渋で染めたてぬぐいとハンカチを、温泉染の作家であるユキハシトモヒコさんのご協力のもと、ご用意しました。

柿渋で染めあがった淡いピンクの手ぬぐい・ハンカチを温泉につけると、薄くなったり、茶色っぽくなったり、黒っぽくなったりしていきます。その反応はとても面白いものです。温泉には様々なミネラルが含まれ、そのミネラルと柿渋が化学反応を起こすんですね。

そして、できあがったささやかなプレゼントはこちらです。

オリジナルののしを巻いて、ご近所へとご挨拶だ。

湯治ぐらし

ご在宅であろう土日を狙って、ひとりひとりにご挨拶。

お料理が大好きだとおっしゃるお母さん、魚釣りの名人のお父さん、陶芸をされているお父さん、お子さんがまだ小さい主婦の方、よく近くの外湯でお会いしていたおばあちゃんもなんと同じ番地だったりして。

ひとりひとりとご挨拶して、鉄輪のことを教えてくださいとお伝えするとにこにこしてくださいました。鉄輪に来てくれてありがとうって。

ご近所さん。っていう言葉は好きです。

隣に誰が住んでいて、どんなことを考えて、どんな暮らしをしているか。尊重して、学んで、助け合って。しんどそうなら声をかけて、嬉しそうなら喜び合って。その当たり前が当たり前ではなくなっていく都会ぐらしとは違う、湯治ぐらし、鉄輪ぐらしをここから編んでいけたらいいなと、思っています。