
湯治女子「e-温泉マイスター」Eラーニングを開始します
コロナ感染予防でこちら大分県でも2020年4月上旬の1週間のみ、外出自粛のお達しがあり、
それが解けた今でも、私たちは自主的外出自粛を行なっています。
湯治ぐらしに住まう湯治女子たちは学生が多いのですが、
大学も春休みが長引き、遅れて始まる学校もオンライン授業がしばらく続く予定です。
湯治ぐらしでは、共有リビング・ダイニングキッチンを活用して、
地域の方々や鉄輪を旅するツーリストと交流する、
さまざまな湯治・養生イベントやアクティビティを検討しておりましたが、
このような状況下においてしばらく自粛をしています。
こちら鉄輪では、歩いて2,3分でいける温泉が多くあり、
温泉は観光地ではなく、私たちの衛生保持のためのお風呂=ライフラインでもあります。
いつもはご近所さん同士でにこやかに会話と交流も楽しんでいますが、
最近は時間をずらして会話も最低限に、ソーシャルディスタンスを持って利用しています。
そんなくらしの中で私たちは、
私たちが定義する湯治「自分のからだとこころを見つめ直す静かな時間」を今こそ、
自分たちが実践し、発信するときだと捉え、
足元のくらしを見直しながら
自分の体と心のための時間を過ごしているところです。
そして、私たちはこの環境においても、温泉・湯治への理解を深めていくことを決めました。
日本でおそらく最難関の温泉資格である「温泉マイスター」がありますが、
このEラーニング版「e-温泉マイスター」が、
特定非営利活動法人 別府温泉地球博物館が開発し、このたびローンチしました。
私たち、湯治女子は特定非営利活動法人 別府温泉地球博物館とタッグを組み、
自粛中も学びをやめない、学校が休みでも私たちは学びをやめない、を掛け声に、
オンラインで温泉の知識を学び、日常入る温泉を実感として体験し、
温泉そのもの、湯治の文化そのものを捉え直す試みを始めます。
特定非営利活動法人 別府温泉地球博物館 常務理事である幸準一郎氏のご厚意のもと、
今回特別に、オンライン会議システム「zoom」を活用し、幸 常務理事からの解説をいただきながら、
湯治女子は、毎週火曜日の午前中を、e-温泉マイスターの学習に充て双方向の質疑応答を行ったり、
自分たちが住まう鉄輪温泉に置き換え考えてみたりする学びを行なっています。
自粛中も学びをやめない、
学校が休みでも私たちは学びをやめない、
自己免疫をアップさせてくれる温泉や湯治について考え、学び、今後に生かしていくことを目指します。